
「登山を始めてみたいけど、何から準備すればいいの?」「初心者でも安心して楽しめる方法を知りたい!」と思っている人へ。
登山は大自然の中でリフレッシュできる素晴らしい趣味ですが、安全に楽しむためには基本的な知識や準備が欠かせません。特に初心者のうちは装備の選び方や山の選び方、安全対策をしっかり理解することが大切です。
- 登山の楽しみ方や魅力
- 初心者向けの山の選び方
- 最低限必要な装備と服装
- 遭難を防ぐための安全対策
- 登山仲間の見つけ方
この記事を読んで、安全で楽しい、最高の登山デビューを飾りましょう!
登山の魅力って?ただ歩くだけじゃない楽しみ方
登山は「ただ山を登るだけ」と思われがちですが、実はそれ以上の魅力がたくさんあるんです。
大自然の中を歩くことで得られる爽快感、頂上に到達した時の達成感、そして山ならではの特別な体験など、さまざまな楽しみ方があります。
初心者のうちは「ただ山を登る」という楽しみ方でも十分ですが、少し慣れてきたら自分なりにテーマを決めて登ることも私はおすすめしたいです。
達成感とリフレッシュ効果
テーマを決めるとは言っても、やはり登山の最大の魅力はその達成感にあると私は思います。
長い時間をかけて自分の足で山を登り、頂上に辿り着いたときの喜びは格別です。眼下に広がる景色を眺めながら深呼吸すれば、頑張って良かったと心から思えるでしょう。
また、登山にはリフレッシュ効果もあります。都会の喧騒を離れ、静かな山の中を歩いていると、非日常を感じることができ、日頃の仕事の嫌なことも忘れることができます。
鳥の鳴き声や川の音、風の音を聞きながら歩く時間は、何にも代えられない特別なひと時になるはずです。
テーマを決めよう!
登山を更に楽しむのなら、以下のテーマを自分なりに決めて登山をすることをおすすめします。
ピークハント(山頂制覇)
山頂を制覇した数を増やすことに喜びを感じる人も多いです。百名山はもちろん、「各都道府県の最高峰を巡る」など、特定のエリアの山を登ることを目標にしている人もいます。
展望ハンティング
絶景を楽しむのは登山ではメインとなる楽しみ方です。
自然の緑を楽しんだり、秋の紅葉を楽しんだり、雲海に包まれた幻想的な景色を楽しむことは、登山をした人にしか味わえない醍醐味です。
写真・スケッチ
登山中に見つけた美しい風景や珍しい花を写真におさめたり、スケッチに残すのも登山の楽しみ方の1つです。
SNSに投稿すれば、登山仲間と情報交換ができるかもしれませんね。
山ごはんを楽しむ
「自然の中で食べるものは各別においしい!」誰もが1度はこのような経験をしたことがあるでしょう。
本格的な料理でなくとも、シンプルにカップラーメンを食べるだけでも、普段の何倍も美味しく感じるでしょう。

初心者が登るべき山の選び方
初心者のうちは、日帰りで無理なく登れる山を選ぶのがポイントです。
登山に慣れていない人は、想像以上の体力の消耗に驚くでしょう。いきなり長時間のと暗に挑戦すると、途中でバテてしまったり、思わぬトラブルに巻き込まれるリスクがあります。
せっかくの登山で体調不良にでもなった日には、悪い思い出となってしまいますよね。
最初は日帰りで登れる山がおすすめ
初めての登山では以下のポイントを参考にしてください。
- アクセスの良さ
- 往復5時間以内のコース
- 標高800m程度の山
- 整備された登山道
- 道しるべや休憩所がある
これらの条件を満たす山を選ぶことで、体力や技術に自信のない方でも安心して登山を楽しめます。
初心者向けの山
初心者のおすすめの、日帰りで登れる山をいくつかご紹介します。
- 高尾山(東京都/標高599m)
- 筑波山(茨城県/標高877m)
- 宝登山(埼玉県/497m)
- 六甲山(兵庫県/931m)
- 金剛山(大阪府・奈良県/標高1125m)
まずは自宅から車や交通機関でアクセスできる範囲で、無理なく登れる山からスタートしてみてください!
これだけは揃えたい!登山の基本装備と服装

登山を安全に、そして快適に楽しむためには、正しい装備と服装が不可欠です。
特に初心者のうちは「何を装備すればいいの?」と迷うことでしょう。ここでは最低限の装備についてご紹介します。
登山靴
登山靴は登山の快適さと安全性を大きく左右するアイテムです。普通のスニーカーでは滑りやすかったり、足を痛めたりするリスクがあるため、必ず登山専用の靴を選びましょう。
- 足にフィットする物を選ぶ
- 足首をサポートするハイカットがおすすめ
- ソール(靴底)のグリップ力をチェック
- 防水機能があると安心
- 低山→ローカット、一般登山道→ミドルカット、長時間の登山→ハイカット
ウェア
登山の服装はレイヤリング(重ね着)が基本です。標高が高くなるにつれて気温が下がることが多く、汗をかいた後に冷えると体温が奪われてしまうので、気温や体温の変化に対応できる服装を選びましょう。
- ベースレイヤー(インナー)→汗を素早く吸収、発散させるポリエステルやウール素材のもの
- ミドルレイヤー(中間着)→体温を保つことができるフリースなど
- アウターレイヤー(上着)→防風、防水性のあるレインウェア
最低限必要な物
登山には、最低限安全に行動できる装備を持っていくことが大切です。特に日帰り登山では、軽量で必要な物を厳選しましょう。
- 背中にフィットし、長時間背負っていられるもの
- 日帰りなら容量は20~30L
- 荷重を分散できるウエストベルトがあるもの
- 急な雨にも対応できるレインカバー付きの物
- 上下セパレートタイプのもの
- ゴアテックスなどの透湿防水素材のもの
- 最低でも1.5Lの水分
- ハイドレーションも便利
- スポーツドリンクや塩タブレットで塩分補給も忘れずに
- ヘッドランプ→遭難、日没対策
- ファーストエイドキット→ケガや靴ずれ対策
- 行動職(エネルギーバーやナッツ)→こまめなエネルギー補給に
まずはレンタルという方法も
「道具をそろえるのが大変…」「登山を始めていけど続けられるか自信がない…」という人は、まずはレンタルをしてみるのはどうでしょうか?
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登山の安全対策!遭難しないためのポイント

登山は天候の急変や遭難、疲労などのリスクを伴います。特に初心者は無理をせずに安全に登山を楽しんで欲しいです。
ここでは遭難を防ぐために押さえておきたい3つのポイントを紹介します。
1.登山計画を立てよう
登山ではしっかりとした計画が安全確保のカギになります。「何時に出発し、どのルートで登り、何時に下山するか」を決め、無理のないスケジュールを組みましょう。
- 山のルート・コースタイムを把握しておく
- 当日だけでなく、前日の天気予報もチェックする
- 余裕を持った登山スケジュールを立てる
※地域によっては”登山届”の提出が義務になっていることもあるので、必ず確認をしましょう!
2.初心者は単独登山NG!
登山は基本的に複数人で行くのが安全です。特に初心者の単独登山は、自己のリスクが高いため絶対に避けましょう!
- 道迷いのリスク→自分一人では救助要請も難しくなる
- ケガをした時の対応→店頭やねん挫で動けなくなった場合、すぐに助けを呼べない
- 精神的な不安→判断力が低下することも
初心者のうちは、経験者と一緒に登るのが理想的です。登山サークルやガイドツアーに参加することもおすすめです。
3.エマージェンシーグッズを持っていこう
山では、思わぬアクシデントに備えて、「もしものための装備」を持っていくことが大切です。ここでは最低限持っておくべきエマージェンシーグッズをご紹介します。
- ヘッドランプ(予備電池も)
- ファーストエイドキット
- エマージェンシーシート(ツェルト)
- ホイッスル
- モバイルバッテリー
- 非常食(エネルギーバーやナッツ)
- 地図とコンパス(またはGPSアプリ)
- 防寒着・レインウェア
エマージェンシーグッズは「使わないのが理想」ですが、もしもの命綱として必ず持っていきましょう!
登山仲間を見つけよう!初心者でも安心の方法

登山は一人で楽しむこともできますが、仲間と一緒に登ることで安全性が高まり、楽しさも倍増します。
初心者のうちは、経験者と一緒に登ることで登山の基本やコツを学べるのも大きなメリットですよ!
登山サークルに参加する
登山仲間を探す方法としては、友達を誘ってももちろん良いですが、登山サークルやSNSを活用するのがおすすめです。
- 定期的な登山イベントがあり、仲間が見つかりやすい
- 登山の知識や経験を学べる
- 団体行動なので、単独よりも安全
特に社会人向けの登山サークルは、週末や祝日に活動することが多いため、仕事をしながらでも参加しやすいのが特徴です。
SNSを活用する
- Instagram→登山好きな人と写真を通して交流しやすい
- X(Twitter)→登山仲間募集の投稿多い
- Facebook→「登山仲間募集」「初心者向け登山」などのコミュニティあり
SNSであれば、気軽に情報を集めたり、登山イベントの告知を見つけることができるメリットがあります。
ただし、実際に会う時には安全面を考慮し、最初は複数人のグループで参加するのがおすすめです。
初心者向け登山イベントやツアーに参加する
「いきなり仲間を探すのは不安…」という人は、登山ツアーや初心者向けイベントに参加するのも良い方法です。
- 登山ガイドさんが同行するので安心!
- 登山計画や装備の準備もサポートしてくれる
- 参加者同士で自然と仲良くなれる
登山ツアーは、初心者向けに歩き方レクチャーからしてくれるものもあり、登山を始めるにはぴったりです。
まずは1回参加してみて、気が合う人を見つけるというのもおすすめです。
まとめ
登山初心者が知っておきたい5つのことを紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
登山は美しい景色を楽しみながら達成感を味わえる素晴らしい趣味ですが、安全に楽しむために今回ご紹介した5つのことをしっかりと押さえておきましょう。
「最初の一歩が不安…」という方も、しっかり準備すれば登山は怖くありません。ぜひ記事を参考にして、安全で楽しい登山デビューをしてくださいね!
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