【クライミング後の指皮ケア】早く回復させてすぐに登れる対策法を紹介!

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クライミング後の指皮ケア
ノボロー
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クライミングをしていると、誰しもが1度は経験するのが「指皮がなくなって登れない」問題です。

特に外岩などで連日クライミングをしていると、指皮がすり減り、場合によっては指皮がなくなって血が出てしまうことも…。

身体はまだ元気なのに指皮がなくなる…このようなトラブルはクライミングの楽しさを半減させてしまいますよね。

この記事では指皮をできる限り早く回復させ、次のクライミングに備えるための適切なケアをご紹介したいと思います!

この記事はこんな人におすすめ!

  • 1秒でも早く指皮を回復させたい人
  • クライミングの後に指皮をケアする方法を知りたい人

指皮がなくなる原因とその影響

クライミング中に指皮が削れるのは、クライマーなら誰しも経験することですが、適切な対策を取るために、まずはその原因を理解していきましょう。

ホールドとの摩擦

ホールドを掴む際、指とホールドの間には強い摩擦が発生しています。特に、小さいホールドや、フリクションの強い岩など、ザラザラした岩場では指皮への負担を大きくなります。

また、ホールドを強く握りこむことで、摩擦が増え、指皮が削れやすくなります。

チョークによる乾燥

クライミング中に使うチョークは手汗を吸収し、グリップ力を高めてくれますが、その反面、指皮を必要以上に乾燥させてしまうこともあります。

乾燥した指皮は硬くなり、ひび割れやすくなるため、特に連日のクライミングでダメージが蓄積されやすくなります。

気候や季節の影響

冬場のクライミングでは、空気が乾燥しているため、指皮が乾燥しやすくなります。乾燥した環境では、肌が弾力を失い、ホールドを握る際により大きなダメージを受けやすくなります。

湿気の多い季節も、指皮が湿り、ふやけた指皮は摩擦によって削れやすくなります。

削れた指皮が登りに与える影響

指皮が削れると、直接的な痛みで登りに影響が出るだけでなく、集中力も同時に削がれてしまうことが多いです。

また、指皮が薄くなると汗が出やすくなり、ホールドをしっかりと掴むことが難しくなります。

このように、指皮が削れる原因は摩擦や乾燥、汗や湿気などの要因にありますが、その影響は登りのパフォーマンスに大きく関わってきます。

ボルダリングは週に何回登るべき?強くなるための登る頻度とは?の記事はこちら

クライミング直後にやるべきこと

クライミング直後は、指皮の状態が最もデリケートで、早めのケアが重要です。適切なケアをすぐに行うことで、指皮の回復を早め、次のクライミングに備えることができます。

手を清潔に保つ

クライミングが終わったら、まず最初にしっかりと手を洗いましょう。

手に付けたチョークは、指皮を乾燥させるだけでなく、細菌や汚れも同時に付着させてしまいます。これを放置しておくと、皮膚の再生が遅れるだけでなく、感染症のリスクも高まります。

ぬるま湯と石鹸を使って、指先、爪の間もしっかりと洗い、チョークをきれいに落としましょう。

メディカルクリームを塗る

手を塗った後は、できるだけ早くメディカルクリームを塗りましょう。クライミング専用のハンドクリームを使用することで、削れた指皮の回数を早め、乾燥を防ぎます。

特に指先のダメージがひどい部分には、念入りにクリームを塗り込むようにしましょう。

指皮の回復を促す成分が含まれたクリームは、日常においても効果的です。

ニトリルグローブを着ける

クリームを塗った後は、ニトリルグローブを装着して、手を乾燥から守りましょう。ニトリルグローブは、クリームを手の中に閉じ込め、保湿効果を最大限に引き出すために最適です。

ニトリルグローブを装着することでクリームが蒸発せずに指皮をしっかりと保湿してくれるため、寝ている間やレスト期間に使うと効果的です。

これらのケアを入念に行うことで、早ければ翌朝には回復を実感できるかもしれません。

回復を促すための日常的なケア

クライミング後だけでなく、日常的な指皮のケアを行うことで、ダメージの回復を早めることができます。ここでは指皮を健康に保つ定期的なケアをご紹介します。

保湿ケア

保湿は、指皮の健康を維持し、硬くなった角質を柔らかくするために非常に重要です。

乾燥した指皮は、ひび割れや摩耗(まもう)を引き起こしやすく、クライミング中にダメージを受けやすくなります。

毎日、朝、昼、夜にハンドクリームを塗る習慣をつけることで、指皮の潤いを保ち、ダメージを受けた指皮の回復を早めることができます。

特に、尿素配合のハンドクリームや、クライミング専用クリームは、角質を柔らかく保つのに効果的です。

ヤスリでのケア

指皮が硬くなりすぎると、クライミング中にホールドを掴んだときに滑ったり、弾かれたりすることがあります。硬くなった部分や指皮が厚くなって段差ができた部分は、ヤスリを使って整えることをおすすめします。

硬くなった角質を定期的に削ることで、指皮全体を滑らかに保ち、クライミングのパフォーマンスを向上させます。クライミング用のヤスリや、ホームセンターで購入できる紙ヤスリを使って硬い部分を削りましょう。

グリセリンカリ液の使用

硬くなった角質を柔らかくするために、グリセリンカリ液を使うことが効果的です。この液体は、硬化した部分だけを溶かし、柔らかい部分はそのままに保つことができます。

指がホールドに弾かれる感覚があるときや、指皮が乾燥して硬くなっている場合には、数日間使用することで、指皮の状態を改善できます。

夜寝る前に手に塗るとで、翌朝には柔らかく、フリクションが回復しているのを実感できるでしょう。

指皮が破れたときの応急処置

クライミング中に指皮が破れてしまった場合、皆さんはどのように応急処置をしていますか?

普通なら登るのを中止してレストするべきですが、どうしてもこの課題だけは落としてたい…そんなときに役立つ応急処置をご紹介します。

テーピングの活用

テーピングで応急処置をする人は多いですよね。特に出血している場合や、これ以上傷口が広がるのを防ぐためには効果的な処置です。

クライミング専用のテーピングを使うと、皮膚に直接貼らずに固定でき、同時にフリクションも保つことができます。

キズパワーパッドの活用

実はキズパワーパッドの活用も、とても効果的です。

キズパワーパッドは、幹部を湿潤状態に保ち、皮膚の再生を促進する働きがあります。破れた直後に貼ることで、痛みを和らげ、早期の回復をサポートしてくれます。

指皮が破れた場合のケア手順

1.手の汚れを落とす

破れた部分を石鹸で洗い、細菌や汚れを取り除く。

2.キズパワーパッドを貼る

破れた箇所にキズパワーパッドを貼り、患部を保湿しながら回復を促進します。

3.テーピングを巻く

クライミング中は更にテーピングを貼って傷口を保護しながら登り続けることができます。

ノボロー
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接着剤を使って避けた指皮をくっつける人もいるけど、あまりおすすめはしないよ!

予防的な指皮ケア

指皮が破れる前に、予防的なケアを行うことで、クライミング中の指皮のダメージを最小限に抑えることができます。

ここでは、指皮のコンディションを整えるためにできる、毎日の習慣や登り方の工夫についてご紹介します。

指皮が削れないための登り方の工夫

クライミング中、無理にホールドを強く握り込むと、指皮に過剰な摩擦がかかり、削れやすくなります。特に小さいホールドや鋭いエッジでは、正しいホールドの持ち方が重要になります。

指先に力を入れすぎず、手の平全体でホールドをバランスよく掴むことで、指皮への負担を軽減できます。

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大切なのは、「ゆっくり掴んで、しっかり握る」こと!

適切なレスト

連日クライミングをしていると、指皮が回復する時間が不足してしまい、次第にダメージが蓄積されていきます。指皮が硬くなりすぎたり、薄くなったりする前に、適度なレスト(休息)をとることが大切です。

特に指皮が削れ、痛みを伴うようになったら、無理に登らずに1~2日レストを設けて指皮を回復させる時間を作りましょう。

ハンドケアの習慣

予防的なハンドケアの一環として、毎日のハンドケアを習慣化しましょう。

毎日寝る前にハンドクリームを塗り、指皮を柔らかく保つようにします。特に、尿素配合のハンドクリームやクライミング専用クリームを使うことをおすすめします。

更にグリセリンカリ液を使って角質の硬化を防ぐことも、指皮全体の状態を整える予防的なケアになります。

まとめ

この記事の内容をまとめると

クライミング直後にやるべきこと

  • 手を清潔に保つ
  • メディカルクリームを塗る
  • ニトリルグローブを着ける

日常的なケア

  • 保湿ケア
  • ヤスリでのケア
  • グリセリンカリ液を使う

指皮が破れたときの応急処置

  • 手の汚れを落とす
  • キズパワーパッドの活用
  • テーピングを巻く

クライミング後の指皮ケアは、クライマーにとって非常に重要な課題です。

指皮が削れてしまい、回復が遅いと、次のクライミングに大きく影響を与えてしまいます。

この記事では、クライミング直後にやるべき応急処置から、日常的なケア、そして指皮が削れたときの対処法まで、指皮を守るための対策をご紹介しました。

これらの指皮ケアを実践し、指皮のコンディションを整えながら、楽しいクライミングライフを楽しんでください!

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