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2020年の東京オリンピックで初めて正式種目となったスポーツクライミング。その中で「ボルダリング」というスポーツが一気にその知名度を上げました。
メディアでも取り上げられることが多くなった影響か、首都圏を中心にボルダリングジムはその数を増やしています。
この記事では、初めてボルダリングをする人に向けて必要な物やかかる費用、実際にボルダリングジムに行く前に知っておいた方が良いことを分かりやすくまとめました。
始めてボルダリングをするなら、必ずこの記事を読んでから行きましょう!
スポーツクライミングとは?ルールや見どころを解説!の記事はこちら
ジムについたら
ボルダリングジムについたらまずは受付をしましょう。その際、必ずボルダリングが未経験であることを店員さんに伝えましょう。(初めての場合、予約が必要という場合もあります)
初めての場合は初回登録のために、登録用紙に必要事項を記入します。記入する事項は主に以下の内容です。
- 名前、電話番号、生年月日
- 緊急連絡先
- 誓約書(ケガのリスクがあることや、ジムのルールを守るという誓約)
登録用紙の記入が終わったら、支払いを済ませ、施設の説明を受けたあと、更衣室で動きやすい服装に着替えます。
動きやすい服装に着替え、準備運動を終えたら、実際に1番簡単なコースを使って店員さんのデモンストレーションやルールの説明を聞きます。
ここまででだいたい30分ほどです。その後、店内を自由に登ることができます。
必要な物は?
これがなければボルダリングはできない、という物はありません。
最初は動きやすい服装だけ用意しておけば大丈夫です。汗をかいたり、チョークで汚れる可能性が高いので、着替えは必ず持っていきましょう。
靴下の替えは忘れずに!
上の画像のように普通のスポーツジムに行くような服装で大丈夫ですが、ホールドと呼ばれる石に手や足がこすれて擦り傷になる場合があるので、肌の露出はあまりおすすめしません。
必要であればタオルや飲み物を持ってきましょう。(基本的にジムに自動販売機があります)
ボルダリングには専用のシューズが必要ですが、最初はレンタルできるので、事前に用意しておく必要はありません。
いくらかかる?
続いてボルダリングの費用について解説します。
初めての場合は「初回登録料」がかかります。ジムによって値段は様々ですが、安い場所で500円、高い場所で1500円くらいだと思ってください。同じ系列のジムでも、店舗が変わると初回登録料がかかる場合があります。
施設利用料は多くの場合が1日約2000円です。女性や子供は少し安い場合が多いです。
初めはシューズもチョークも持っていないと思いますので、ジムでレンタルすることになると思います。シューズは1足約300円、チョークは約100円ですが、チョークに関しては数人で1つを借りればOKです。
よって、初めてのボルダリングでかかる費用は4000円前後になると思います。
基本ルール
ボルダリングについての基本ルールを知っておきましょう。
ボルダリングはスタートホールドと呼ばれるホールド(石)を両手で持ち、両足がマットから離れた状態になったらスタートになります。
指定されたホールドだけを使って、トップホールドと呼ばれる1番上のホールドを目指して登ります。(1つのルートは、同じ色のホールドで構成されていることが多いです)
1番上のトップホールドを両手でもち、約3秒間静止することができればゴールとなります。途中で落ちたり、トップホールドを持って静止できなかった場合は失敗となります。
初心者用のコースは、手で持つホールドだけ指定されていて、足はどのホールドを使っても良い場合もあるよ!
ジムでやってはいけないこと
初心者の方がよくやってしまう失敗をご紹介しておきます。
マットの上に座らない
ジムには落下時にケガを防止するためにマットが敷かれています。待機場所は別にあるので、マットの上で休憩したり、他の人が登っているのにマットに侵入するということがないようにしましょう。
同じ壁を登らない
初めての方は分かりにくいかもしれませんが、ボルダリングジムは壁が区切られています。1つの壁に対して登るのは1人までなので、誰かが登っている場合はその壁を登ることはできません。
また、少し離れていても登っている最中にコースが被ってしまう場合も、同時に登ってはいけません。
これらのルールはすべて安全に配慮したものなので、ジムにいる常連さん達はしっかりと守っています。しっかりと周りの状況を確かめてから登り始めるようにしてください。
落ちてくる人とぶつかったらたいへんだよ!
知っておいた方が良いこと
ジムに行く際には爪の長さに注意してください。爪を短く整えていても、剝がれたり割れたりすることは珍しいことではありません。絶対に爪が長い状態でボルダリングをするのはやめましょう。
ジムには必ず爪切りが用意されています。登っていてホールドに爪が当たるような場合は、店員さんに言って爪切りを借りましょう。
また、ボルダリングのコースのことを「課題」と呼ぶのですが、ボルダリングジムには当然難しい課題から、簡単な課題までたくさん用意されています。
ジムによって多少異なりますが、画像の右側のような難易度だと思ってください。最初はそのジムの一番簡単なコースである8級(ジムによっては10級)から登り始めて、少しずつ難易度を上げていみてください。
運動神経良い人や筋力のある人は5級くらいまでなら初めてでも登れるかもしれませんが、4級あたりから初心者にとっては一気に難しくなると思います。
終わった後の注意点
ボルダリングは見た目以上にハードなスポーツです。特に最初は全身の筋肉を上手く使うことができずに、腕の筋肉や握力を無駄に酷使してしまい、次の日に信じられないような筋肉痛に襲われることがあります。
僕が初めてボルダリングをしたときは、終わったあと車のドアを開けるのもハンドルを握るのも辛かった記憶があります。
初めてのボルダリングで限界まで登ってしまうと、次の日の学校の勉強や仕事に影響してしまうこともあるので、無理をしない範囲で楽しんでください。
まとめ
いかがだったでしょうか?今回は初めてボルダリングジムに行く方のために、必要な物やかかる費用、知っておいた方が良いことをまとめていきました。
この記事の内容を参考にして、ルールやマナーを守り、ボルダリングを思う存分楽しんでください!
これを読んでくれた方がボルダリングにはまってくれることをノボローは期待しています!最後まで読んでくれて、ありがとうございました!
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