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初めてボルダリングをしたとき、経験者の人の動きを見ると、なんとなく動きが全然違って見えませんでしたか?
理由はいくつかありますが、経験者の人はダイアゴナルやフラッギングなどの技術を自然と使っているので、壁の中でバランスを取りながら登ることができているんですよね!
今回は、経験者ならば自然とやっているフラッギングについて分かりやすく解説をしていきたいと思います!
フラッギングができれば脱初心者間違いなし!
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フラッギングとは
フラッギングは同じ側の手と足で二点支持の状態になった場合に使うテクニックで、二点支持では身体が振られて落ちることを防ぐために、もう片方の足を壁に押し当ててバランスを取ります。
三点支持の状態では基本的に使わないので、中級者のテクニックになりますが、ほとんどの中級者以上のクライマーは、意識せずに自然とフラッギングをやっていることが多いです。
どんな時に使う?
フラッギングを使うタイミングについて解説していきたいと思います。
足の入れ替えを最小限にしたいとき
フラッギングを使う大きなメリットの1つは、足の入れ替えを最小限にできることです。一度の足の移動で、2回、3回とホールドを取ることができるので、手数を減らして体力を温存させることができます。
2つのホールドでバランスをとりたいとき
難易度の高い課題では三点支持ができないことが多くあります。2つのホールドでバランスを取るときは、フラッギングを使わなければいけないことが多いです。
ダイアゴナルが使えないとき
二点でバランスを取るのであれば、ホールドを掴んでいる手とは逆の足をホールドに乗せ、対角線でバランスをとるダイアゴナルが有効です。
しかし、ダイアゴナルではバランスが取れない場合には、フラッギングを使いましょう。
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フラッギングの種類
フラッギングにはインサイドフラッギングとアウトサイドフラッギングの2種類があります。
インサイドフラッギング
身体の前でホールドを掴んでいる腕と同じ側に足を出すフラッギングはインサイドフラッギングといいます。
基本的には重心を上げた状態で使うことで、バランスを取ります。また、壁と身体の間に空間がない場合は難しいテクニックです。
アウトサイドフラッギング
身体の後ろから足を出してバランスを取るのはアウトサイドフラッギングといいます。
インサイドフラッギングよりも活躍の場が多く、経験者であれば自然とやっているテクニックで、多くの場合は重心を落として行います。
フラッギングのコツ
フラッギングのコツは、ホールドに乗せている足は滑らないようにしっかりと乗せ、フラッギングをするもう片方の足は、バランスが取れる高さ、距離まで足を伸ばします。
インサイドフラッギングのときは基本的には重心を上げ、アウトサイドフラッギングのときは重心を下げる場合が多いです。
練習方法
フラッギングでバランスをとる感覚を掴むことが、習得の近道です。
右手で持ちやすいホールドを持ったら、その真下にあるホールドに右足を乗せます。物理的な問題で、自然と身体が回って剥がされる力が加わるので、左足を壁に当ててバランスを取ってみてください。どの位置で壁に当てたら安定するかを探していけば、自然とフラッギングができるようになると思います。
左手でホールドを持つときは左足を乗せるんだよ!
まとめ
いかがだったでしょうか?今回はフラッギングについて、コツややり方について解説をしていきました。
中級者以上になれば自然とやっているフラッギングですが、逆に言えば中級者への登竜門と言えるでしょう。意識的に練習を重ねれば、それだけ上達するスピードも早くなります。
この記事に書いてあるフラッギングのコツやポイントを参考にして、明日からのクライミングに実践してみてください!
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