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ボルダリングで、登っている最中に両手を離して手をぶらぶらしている光景を見たことありませんか?
登っているのに両手を離せるってなかなかすごいことですよね!
壁の中で両手を離している人は、実はニーバーをしていることが多いです!
今回は、使える条件は限られますが、実はいろいろなシチュエーションで使えるニーバーについて、やり方とコツを紹介していきたいと思います!
がっちりハマると気持ちいい!
レイバックのコツとポイント!失敗する人の特徴はこちら
ニーバーとは
ニーバーとは、2ケ所のホールドの間にヒザを入れて、突っ張り棒のように身体を安定させるテクニックです。
ヒザから太ももかけての部分で全体重を支えて、バランスを取ることができるので、手を離してレスト(休憩)することもできます。
ただし使える場面が多いわけではなく、一定以上に大きく、尚且つちょうど良い距離感にホールドがあるときにニーバーは使うことができます。
やり方
右足でニーバーをする例を挙げて説明します。
まずは右足をホールドに乗せます。大きなホールドに身体を寄せていき、右足のヒザをかけます。痛くなくて、バランスの取れる位置に調節しましょう。
重心を右に移していくと、右足のニーバーのみで全体重を預けることができます。
身体を安定させた状態で、次のホールドに手を伸ばします。
コツ
ホールドの距離によって足の形を変えるとうまくニーバーができるようになります。
①2つのホールドが近い時、カカトとお尻をくっつけるくらいヒザを曲げた方がニーバーが安定します。このとき、股関節付近でホールドを抱えるようにすると、ほとんどの場合両手が離せるくらいに身体が安定します。
②ちょうど良い位置にある場合はヒザを90°くらいに曲げてニーバーをかけます。ホールドが小さくて、完璧にヒザがかからなくても、ホールドに当てるだけで安定する場合もあります。
③2つのホールドが遠く、上手くニーバーがかからないときは、足首を伸ばすことによって距離を調節することができます。
足首による調整
ニーバーのかかり方を足首の伸縮で調節することができます。
足首を伸ばしてかけることによって、遠いホールドの場合でもニーバーがかかることもあります。ただし、足首を伸ばした状態は、それほど強くかかるわけではないので、両手を離すほど体重を預けるのは難しいでしょう。
ホールドが近い場合は足首を曲げてかけるのですが、狭い分、強くニーバーがかかるので、全ての体重を預けてレストできることが多いです。
まとめ
いかがだったでしょうか?クライミングではあまり使うことがないヒザを効果的に使うニーバー。
やり方さえ頭に入れておけば、あとは一番かかるポイントをその課題ごとに探していけば、必ず安定するポイントを見つけることができますよ!
「うまくかからないなぁ」と思ったら、足首の伸縮で調節してみてください!
痛い時は長ズボンが必須だよ!
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