クライミングシューズレビュー第1弾!
UNPARALLEL(アンパラレル)のFLAGSHIP LV(フラッグシップ ローボリューム)のシューズについて、実際に履いて登ってみた感想を紹介していきたいと思います!
女性向けですが、細い足型の男性にもおすすめしていますよ!
FLAGSHIP LV
【FLAGSHIP LV】は、UNPARALLELがクライミングシューズ開発で培ってきたノウハウを全て詰め込んだ、新たなハイエンド・オールラウンドシューズです。
女性や細い足型の男性のクライマー向けにローボリュームで設計されており、精密なフットワーク、ヒールフック、トゥフック、すべての足技を可能とする万能シューズです。
つま先はVCラバーパッチを配置し、ヒールアウトソールはRSラバーが採用されている。つま先の剛性を実現しつつ、足全体の高感度を維持しています。
多彩で相反するムーブを高レベルで実現するために、かつてない高いレベルで対応することを目的に設計されたシューズです。
シューズの特徴
形状
形状はつま先が下に向いているダウントゥなので、傾斜のある壁でも足が残りやすく、ソールの形状はストレートなので長時間履いていても足が痛くなりづらい形になっています。
シングルベルクロが採用されていて、素早い着脱が可能です。
フィット感
ロー・ボリューム(足が細め)のクライマー向けに開発されていて、足型の細い男性や女性の足にしっかりとフィット。アッパーは合成素材で、履くと半サイズほど伸びる特徴があります。
しっかりと土踏まずを持ち上げるスリングショットと、シンプルかつ耐久性の高いシングルベルクロとスリップオンボディが足全体にしっかりとフィットし、つま先の力をスムーズにホールドに伝達してくれます。
アンパラレルはUSサイズ表記、フラッグシップ(メンズ)と同じサイズを選ぶとより高いフィットになります。
ラバー
前足部とヒール部分で分かれている2ピースアウトソールが採用されていて、前足部の3.5mmのRS(REAL SUPREME)ソールは、剛性と感度の良さのバランスが非常に良いです。ヒールの4.2mmRHラバーは耐久性があり、固めながらも強力なグリップ力を発揮します。
実際に履いて登った感想
足裏感覚
20足近くのクライミングシューズを履いてきた経験から、足裏感覚は「中」と言ったところでしょうか。スカルパのドラゴ、テナヤのオアシなどを履きなれている方は、少し感覚の鈍さに登りづらさを感じるかもしれません。
5回ほど登っていますが、徐々に足に馴染んで、足裏感覚にも慣れてきてました。
ツブはしっかり踏める
セパレートの構造ですが、剛性さがあるので、悪いツブを踏んでもシューズが負けることはなさそうです。まだシューズを履き始めて間もないためか、”ツブをしっかりと感じて踏む”というよりは、オートマチックで”踏める”という感覚です。
接地面積を多くボテを踏める
アウトソールは柔らかい構造になっているためか、新しいシューズの状態でもしっかりとボテの形にソールが密着し、ボテで滑ることはほとんどありませんでした。
スラブ壁
普段から硬めのシューズを履いている方であれば得に違和感なくスラブ壁を登れると思います。僕は割と柔らかいシューズを好んで履いているので、少し登りづらさを感じました。
強傾斜壁
強傾斜壁を登るときは、シューズのダウントゥがしっかりと効いて、足をしっかりと残して登ることができました。
ヒールフック
ヒールをかけるというより、ヒール部分をつぶして変形させ”引っかける”イメージでヒールフックを行うと、上手くかけることができました。
まとめ
FLAGSHIP LVをまだ使い始めて日が浅いので、使っていくうちに気付いたことがあったら、追記していきます。
購入を検討の方は、ぜひ参考にしてください!
コメント