【ボルダリング】レスティングのポイント!前腕をパンプアップさせないために

ボルダリングのレスティングのイラスト テクニック
ノボロー
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みなさん、スタートからゴールまでが長い課題は得意ですか?僕は苦手です!w

傾斜が強くてゴールまでの手数が多い課題を登っていると、すぐに腕がパンプしちゃって、後半で落ちる可能性が高いんですよね!

ボルダリングのレスティング

今回の記事は、登っている最中に腕を休める「レスティング」というテクニックについて紹介していきたいと思います。

腕をできるだけパンプさせない方法についても紹介しますよ!

ノボロー
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パンプした自分の腕って、パンパンに膨れているから見てるとおもしろいですよね!

ステミングのコツとポイント!壁に入り込むテクニックを紹介!の記事はこちら

レスティングとは

ボルダリングのレスティングとは

クライミング中、手や前腕の筋肉をずっと使っていると、筋肉が緊張して血流が悪くなります。最後まで筋肉のパフォーマンスを落とさないためにレスティングする必要があります。

「レスティング」とは、登っている最中にパンプした腕をブラブラとシェイクして、血流を戻して手の保持力を回復させるテクニックです。

クライミングの世界では「レスト」とも言いますが、「レスト」は主に登らないで休む日のことを指すことが多いです。

パンプアップとは

パンプアップとは

筋トレをあまりしない人にとってはパンプアップという言葉は聞きなれないと思いますので、パンプアップについて少し説明をしたいと思います。

筋肉に強い負荷をかけ続けると、自分の中に蓄えられているエネルギーを使おうとしますが、「筋肉のエネルギー切れ」を起こすと、筋肉は正常な出力を出せなくなります。身体はこの状態を血液やリンパの流れを使ってどうにかしようとします。

結果、筋膜内の圧力が上がって、腕がパンパンになって筋肉のパフォーマンスが落ちることを「パンプアップ」といいます。

ボディービルダーをやっている人たちは、筋肉を披露する直前に、体中の筋肉を追い込んでパンプアップさせて、筋肉を少しでも大きく見せます。

パンプアップで筋肉が大きく見えるのは一時的なものです。実際に筋肥大を意味するバルクアップとは別物ですので注意しましょう。

レスティングのポイント

ボルダリングのレスティングのポイント

1.レスティングするときは手を下げるのが基本です。血は重力にしたがって下に流れようとするので、下に向けた方が血流がよくなります。

2.手を休めるためには毛細血管に血を行きわたらせる必要があります。これは個人差があるかもしれませんが、僕は手を大きく振るよりは、小刻みに震わせるくらいが、一番短い時間で回復させることができると感じています。

3.画像のように下にダラッと伸ばすことによって、肩、胸も一緒に伸ばすことができます。心臓から血が送られてくるので、胸や肩の筋肉がこわばった状態では血流な良くなりません。

4.呼吸は血液を循環させる上で重要です。一瞬のパワーを出すために息を止めることはありますが、基本的にはできるだけ深く呼吸をすることで乳酸や血流を流していきます。

使う場面

クライミングのレスティング

基本的には良いホールドを片手で持った状態で、もう片方の手を下に向けて振ってレスティングしますが、中には両手を離してレスティングできる場面もあります。

ステミングや、ニーバーがしっかりときまっている状態であれば、両手を休ませることができます。そのような課題があれば積極的にレスティングしていきましょう。

また、下に向ける余裕がない状態でも、次のホールドを取る一瞬の時間で、少し手を振るだけでもレスティングできるので、ぜひ試してみてください。

ニーバーのやり方とコツ!足首の伸縮がポイント!の記事はこちら

パンプアップさせないために

クライミング中にできるだけパンプアップさせないための方法をご紹介します。

背中の筋肉を使う意識

ホールドを握ろうとする力が強いほど、前腕はパンプしやすくなります。前腕だけに頼るのではなく、肩甲骨を下げ、背中の筋肉でホールドを保持する意識を持ちましょう。

筋肉をほぐす

筋肉が堅い状態だと血流も悪くなるので、前腕に強い負荷をかけているとすぐにパンプしてしまいます。前腕、肩、胸の血が流れるラインのストレッチをしっかりして、筋肉をほぐしましょう。

適切なインターバル

登る間のインターバルが長いほど、パンプの予防になります。どのくらいのインターバルをとれば、パンプしにくいかを登っている中で見極めましょう。

筋力の最大値を上げる

スマホを持つくらいの筋力でパンプする人はいないですよね?当たり前の話ですが、筋力の最大値が上がればパンプアップしにくくなります。

しかし、筋力はすぐに向上するものではないので、粘り強く自力を上げていきましょう。

まとめ

いかがだったでしょうか?

僕は割と短い時間でボルダリングを楽しみたい派なので、腕のパンプはかなりの天敵だと思っています。一度限界までパンプしてしまったら、次に普通に登れるまではけっこうなインターバルをあけなければいけないんですよね。

腕が限界に達する前に、レスティングをこまめに入れることで、継続して登れる時間も増えていくと思いますよ!

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