【ボルダリング】ホールドの種類と持ち方まとめ

ボルダリングのホールドの種類のイラスト テクニック
ボルダリングのホールドの種類と持ち方
ノボロー
ノボロー

こんにちは!ノボローです!

ボルダリングではいろいろなホールドの種類があって、それぞれに適切な持ち方があります。

持ち方の得意、不得意は誰にでもありますが、基本的には5本の指を使いつつ、最も少ない力で身体を支えられる持ち方を選択することが正解です。

クライミングが上達したいと思うのならば、ホールド、持ち方、ムーブの関係を理解しながら練習をしましょう!

この記事ではホールドの種類と適切な持ち方をまとめましたので、ぜひ、参考にしてみてください!

ボルダリングのムーブ,テクニックまとめ22選の記事はこちら

ガバ

ボルダリングのホールドの種類

”ガバッと持つ“ことから「ガバ」と呼ばれているホールドです。深くえぐれていて、指を深い位置までかけることができるので、とても持ちやすいのが特徴です。

ガバにも様々な形状がありますが、片手ではなく両手でも持てるほどの大きなものもあります。

ガバは握るのではなく、指の第二関節あたりで引っかけるように持つと、次のホールドが遠くても届かせることができるようになります。

カチ

ボルダリングのホールドの種類

カチは指先だけを引っかけて持つホールドのことです。

カチのホールドは指の第一関節を伸ばして、第二関節を曲げ、親指を添えて持ちます。ホールドに当たっているのは指の第一関節部分だけなので、とても薄いホールドの場合にこの持ち方をします。

このような持ち方はクリンプ(カチ持ち)と呼ばれます。反対に指を伸ばして、親指を人差し指の横に添える持ち方をオープンハンド、その中間で指を曲げて、親指を使わない持ち方をセミアーケといいます。

ピンチ

ボルダリングのホールドの種類

親指とそれ以外の指で挟むように持つのはピンチホールドです。外岩で登場することは少ないですが、ボルダリングジムのような人工壁は基本的にホールドが手前に飛び出しているので、多くのホールドをピンチ持ちすることができます。

スローパー

ボルダリングのホールドの種類

スローパーとは、手前に傾斜をしていて、指が引っかかる明確なエッジや突起がないホールドのことです。多くのスローパーは丸みを帯びた滑らかな形状をしており、表面がツルツルしているものもあります。

サイズは様々ですが、大きいものは人の胴体くらい大きいものもあり、エッジがないのでパーミングと呼ばれる手のひら全体で包むような持ち方をします。

指を開く持ち方と、指を閉じる持ち方の2種類がありますが、どちらで持つにしても肩甲骨を下げる意識が大切です。

スローパーの持ち方とコツ!ポイントをおさえて苦手意識を克服!の記事はこちら

ポケット

ボルダリングのホールドの種類

指が1~3本しか入らない、穴があいたホールドをポケットホールドといいます。

2本の指を入れる時は「人差し指と中指」もしくは「中指と薬指」をホールドに入れます。中指の長さに近い方の指を使うのがセオリーですが、その人の好みによっても変わります。

指は多い方が安定しますが、強い負荷をかけると指を痛めやすいホールドなので注意が必要です。ホールドの穴が縦に長い場合は人差し指と薬指の上に中指を乗せる「俵持ち」も有効な持ち方です。

アンダー

ボルダリングのホールドの種類

ホールドが下向きになっていて、引き上げるように持たなければいけないようになっているホールドは、アンダーという持ち方をします。

身体を引き上げることによって持ち感が良くなるので、高い位置にあるホールドは持ちにくくなります。胸よりも下にある状態であれば、引っ張るようにして持つことができます。

ラップ

ボルダリングのホールドの種類

小指を壁側にして、指から手のひら全体をホールドの形に合わせて持つ方法をラップといいます。

他の持ち方と違って、前腕部分の負担が少ない持ち方なので、パンプしている状態でも比較的持つことができる持ち方です。

親指を壁側にして持つ方法を逆ラップと呼ぶことがあります。

ジャミング

ボルダリングのホールドの種類

外岩によく見られる、岩の割れ目(クラック)に手を挟んで保持する方法をジャミングといいます。最近では、クライミングジムでも比較的高グレードの課題で登場するテクニックです。

割れ目に手を入れた後に、手を手を膨らませたり、握りこぶしを作ることによって挟む持ち方で、しっかりとジャミングが決まらないと、こすれてケガをしてしまうので、上級者向けの持ち方になります。

まとめ

同じような形に見えるホールドでも、クライマーのリーチや体格によって、様々な持ち方が要求されます。クライミングをするなかで、できるだけ多くのホールドに慣れておくことが大切です。

日々のクライミングの中で、ホールド、持ち方、ムーブの関係を理解しながら練習をすることで、加速度的に上達すると思いますよ!

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